住宅型有料老人ホーム ケアプラン 文例 書き方 記入例フリー事例

去年にケアマネの試験に受かり今年に同法人の異動で居宅介護支援事業所に配属されましたがケアプラン作成がこんなにも面倒かとつくづく実感している最中です。なかでも住宅型有料老人ホームに入居する方の担当が多くケアプラン作成に四苦八苦しているところです。

そんなお悩みを解決します。

アイアム
アイアム

こんにちは、在宅ケアマネジャーのアイアムと申します。

以前にこのようなツイートをしました。

今回は「住宅型有料老人ホーム」等のケアプラン時の文例・記入例書き方の事例を自由に使用できるフリー素材記事を作成中です。

記事内容も随時改正等に合わせながらバージョンアップしていく予定ですので「お気に入り」に登録して何度も見返したりして本記事を有効活用していただければおおいに幸いです。

ケアプランに時間をかけるよりも利用者さんに多くの時間を使いたいところですよね。

そのためにも本記事でのケアプラン文例の書き方や記入例など参考に少しでも早く住宅型有料老人ホームでのケアプランの作成を推し進めていただければおおいに幸いです。

では早速まいりましょう。




利用者及び家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果

※文例・記入例※

ご本人:これまでできていたことが、できなくなってしまったが車椅子の乗り降りはがんばって自分で行いたい。
ご家族:遠方でなかなか来ることはできないが金銭管理の面や書類などはサポートしていきます。

※文例・記入例※

ご本人:歩くことや一人での外出ができない。車椅子での操作は慣れてきたのでこれからも身体の動かす機会と気分転換をしていきたい。
ご家族:施設にはなかなか行くことができないが電話で相談相手になったりすることはできるのでやっていきたい。

※文例・記入例※

ご本人:コロナがあるが施設ばかりいると飽きてくる。リハビリ目的で外に行きたい。できることを増やしたい。
ご家族:外にでる機会を増やして少しでも以前のように歩けるようになってほしい。書類等のできる限りのことはこれからも継続していきたい。

住宅型有料老人ホーム 総合的な援助の方針~ケアプラン 文例 書き方 記入例

※文例・記入例※

有料老人ホームでの自立した生活が継続できるように支援していきます。
①健康に生活できるように支援していきます。
②清潔な環境で生活できるように支援していきます。
③安心して入眠ができ生活リズムが整うよう支援します。
④必要な買い物がでいるように支援します。
⑤安全に入浴し清潔さを保てるように支援します。

・緊急連絡先:家族の名前  TEL:000-000-0000
・主治医:病院の名前とDr名 TEL:000-000-0000

※文例・記入例※

・規則正しい食事や内服管理・体調管理を行いながら主治医の治療を続け生活習慣病の悪化しないよう支援していきます。
・ご自身で出来ることは継続していき、清潔面を保ち施設での衛生面を考慮された環境で過ごせるように支援していきます。
・転倒予防のためにリハビリを行い足に力をつけて自立支援に向けたサービスを行えるように支援して参ります。

・緊急連絡先:家族の名前  TEL:000-000-0000
・主治医:病院の名前とDr名 TEL:000-000-0000

※文例・記入例※

・有料老人ホームでの行事に楽しく参加できるように配慮し楽しみが持てる生活ができるように支援していきます。
・心身の安定を図るため定期的な受診をこれからも継続して行えるように支援していきます。
・福祉用具貸与(ベッド・車椅子)を利用し転落や転倒防止と生活導線を図るよう支援して参ります。

・緊急連絡先:家族の名前  TEL:000-000-0000
・主治医:病院の名前とDr名 TEL:000-000-0000

新人ケアマネ
新人ケアマネ

住宅型有料老人ホームに入居のケアプラン作成は、なんだか皆おんなじような内容になってしまうんですよね~

アイアム
アイアム

それは仕方がないかなぁと思うけれど、だからといって住宅型有料老人ホームに入居するのがケアプランの目標になってはマズいね。あくまでも介護保険法で在宅でのケアプランは自立に向けたケアプランでなければならないので、なので支援経過に事細かに書くことも大事だよね

住宅型有料老人ホーム ケアプラン作成書き方文例・記入例

ニーズ(課題) 長期目標 短期目標 サービス内容
いつまでも元気に暮らしたい。 安定した体調で元気に暮らすことができるようになる。 具合が悪いときなど職員にすぐに伝えることができるようになる。 通院介助(乗降介助、車中での見守り、待合室での見守り、トイレ介助。受付や診察に伴う移動移乗介助。石への容態報告。受薬、会計。緊急時通院対応
お風呂に入りたいが転倒の心配がある。 清潔保持が保てるようになる。 安全に入浴ができるようになる。 入浴介助、バイタル測定、準備、更衣や洗身。洗髪の一部介助、水分介助。場合により清拭、部分浴。軟膏塗布。※自力でできる範囲での更衣、洗身、洗髪。
掃除や洗濯ができないのでお願いしたいです。 整った生活環境で生活できるようになる。 ベッドまわりのゴミなど捨てることができるようになる。 ・自室の掃除、洗濯、リネン交換、買い物代行(場合により買い物同行も致す)
半身まひのため身支度ができないです。 きちんとした身なりで生活がしたいです。 服のそでが自分で通せるようになれるようにしたいです。 トイレ誘導、オムツ交換、洗顔介助、歯磨き見守り介助、整髪介助、軟膏塗布(モーニング・イブニング)
まだ歩行に不安があります。移乗や移動など怖いところがあります。 安全に自分自身で車椅子移動、移乗ができるようになります。 施設のなかで車椅子での移動がスムーズに行えるようになります。 車椅子レンタル・点検整備。ベッド、ベッド柵のレンタル点検等。
外出の機会を作り活動的な生活をしていきたい。 楽しみを持ち張りのある毎日を過ごせるようになる。 必要なときにいつでも出かけることができるようになる。 外出・送迎介助(手続きの支援・送迎介助・外出行事の提供・水分補給)

と、このような感じで住宅型有料老人ホームでのケアプラン作成はほぼ「型」みたいなものがありますので、今後もどしどし文例 書き方や記入例などフリー事例として追記していく予定ですが、ここで少しだけアイスブレイクとしてこんなツイートしました。

この記事を書いている2022年1月の状況であれば住宅型有料老人ホーム側が在宅ケアマネジャーよりも強い印象です。

その理由は高齢者人口が爆発している状況でまだまだ住宅型有料老人ホームが足りていないからです。

ようするに住宅型有料老人ホーム側は入居者の方を選べる選別できる環境にあるのが現状です。

本音は介護度が重くてサービスを目いっぱい使ってくれる介護度3から5の方、もしくは障がいサービスを併用してとにかく利益になる利用者を優先的に入れたがるのが現状です。

そのため私たち在宅のケアマネジャーはなかなか介護度1~2の方などの「施設に入りたい」という要望から施設を探すころが難しく住宅型有料老人ホーム側に「なんとか入れていただけないでしょうか?」とお願いする立場になりがちなんですよね。

今まで介護福祉士として現場経験歴8年と介護支援専門員として在宅のケアマネジャー歴6年働いてきましたが10数年前とガラリ変わり住宅型有料老人ホーム側が利用者を選ぶ立場になりケアマネ側の立場が弱いという現実があります。

ケアマネジャーとしてもしも働く環境がなくなったときのことまで考えて今後働く必要性がありそうですね。

ということで今回は以上になります。

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