介護予防サービス・支援計画表 文例 書き方 記入例 フリー事例素材

今年から居宅介護支援事業所でケアマネジャーとして働き始めているのですが、介護予防サービスの支援計画票がどう書いたらいいのか悩んだりしている最中です。なにかよい書き方や文例などあれば教えてほしいです。

こんなお悩みを解決します。

アイアム
アイアム

こんにちは、在宅ケアマネジャーのアイアムと申します。

以前にこのようなツイートをしました。

ということで「介護予防サービス・支援計画書」についてこれから文例・記入例書き方の事例を自由に使用できるフリー素材記事を提供して参ります。

予防プランと介護プランはフォーマットが違うこともありなかなかどうして書き方や進め方が難しい場合が多いんですよね。

介護プランは介護ソフトでサクっと作れてしまうのにもかかわらず予防プランはエクセルで作成という事業所も多いはずです。

それもそのはずです。

あくまでも委託を受けて給付をだすのは包括支援センターなので、居宅介護支援事業所の予防プランはエクセルというケースも多いのも事実ですが書くことは同じです。

書き方に慣れるまでは記入例や文例など参考にしていただれば幸いです。

では早速まいりましょう。




介護予防サービス・支援計画書~1年・1日の目標とする生活

さてそれではまずこちらから介護予防サービスでの「1日」「1年」のそれぞれの目標における書き方・記入例をご紹介します。

文例集となりますので、フリー素材としてリライトしてお使いになられても構いませんし、そのままご使用されても構いません。

1日の目標とする生活~文例 書き方 記入例 フリー事例素材

・ストレスをためないように休養時間を作る。

・健康の維持増進に努める。

・自分の体調をしっかり把握し、無理をしない。

・その日の体調に合わせた行動ができる。

・転倒のないように気をつける。

・朝食のお茶を入れる。

・知人との食事会に継続して参加する。

・敬老会での活動を継続していく。

・体力維持のため体操や運動を継続していく。

・体調に気をつけて生活していく。

・転倒せず、安全な移動ができる。

・膝の痛みを和らげ日常のできることを増やしていけるようにする。

・自宅でストレッチを行う。

1年目標とする生活~文例 書き方 記入例 フリー事例素材

・体調悪化を予防して安心して今の生活を続けられる。

・健康を維持し今までどおりの在宅生活を継続していくことができる。

・子供、孫たちに会いに出かける。

・家族と一緒に穏やかな生活を続けていけるようにする。

・趣味の手芸、友人との外出をするなど生活に楽しみをもつ。

・町内婦人部の活動を続ける。

・人との交流が持てるように意欲的に外出する。

・花や家庭菜園の手入れをすること、自分の楽しみとしていることを続ける。

・デイケアにて運動をして、体力を維持する。

・治療を継続して体調管理に努める。

・定期的に床屋に行き散髪をする。

・自宅での生活を続けることができる。

・茶道部(または文芸部)の活動を続ける。

アセスメント領域と現在の状況~文例 書き方 記入例フリー事例

運動・移動について~文例 書き方 記入例

屋内は独歩だが、手すりや家具があると習慣的に掴まって歩くことがある、屋外は杖歩行。通院はバスとタクシーを利用。長距離の歩行は困難。右側に傾きがあり、転倒を繰り返している。ここ最近腰を曲げて歩かれている様子があり。

自宅内は自力歩行しているが躓きやすく、バランスを崩しやすい。掴まることが多くなってきた。

室内外は独歩、その日の状態により伝い歩きされている。まだつえが慣れない様子。受診は親戚の方や嫁が連れて行っている。

年々運動の機会が少なくなってきている。週に数回タクシーやバスで〇〇〇病院に通いリハビリを受けている。

両膝の痛みがあり膝を折っての正座は出来ないが室内は独歩で移動が出来ている。杖は持っているが室外もほとんど独歩で移動している。最近小さな縁等に躓き転倒する事が増えてきている。

年々運動の機会が少なくなってきている。家のなかの移動は問題がないが階段の昇り降りや屋外の移動時に不安がある。

日常生活(家庭生活)について~文例 書き方 記入例

調理、洗濯は自立、買い物は生協の宅配と通院帰りに行うが、宅配の利用が多い。金銭管理は自立。掃除は訪問介護を利用しているが、モップを使って床掃除はしている。

畑づくりが趣味だが、草取りができなくなってきた。

長男嫁が膝の手術が終わり家事全般を行っている。時折県外から娘が帰省し手伝っている。ご本人も出来ることは行っている。

娘の家族と同居。娘夫婦が共働きのため夕食は本人の役割で3人分の食事を作っている。自分の部屋の掃除も自分で行っている。

週1回近隣のスーパーに自身で買い物に行かれている。子供が小学生の頃からはずっと専業主婦をされている。夫が昨年10月に他界されてから気持ちの落ち込みがあるが、自宅内の家事仕事は自身で行う事が出来ている。

炊飯は自分で行うことができている。調理は妻は行うが本人電子レンジで温めたりすることはできる。お金の管理は自分でできている。右耳が若干聞こえにくい。

社会参加、対人関係・コミュニケーションについて

夫が他界され現在は独居生活となっている。市内にいる子供たちが時折訪れてたり、妹が時折泊まりに来られ身の回りの事を手伝ってくれている。現在はコロナの影響で友達と出掛ける回数が減ってきている。好きなコンサートは今回1回行かれている。

デイサービスが外出の楽しみ。近隣まで出かけることはなくなった。

長男夫婦と同居している事から心配事等相談が出来る環境にある四六時中夫と一緒の為、週1回のデイサービスで気分転換を行っている。

近隣との交流もあり、友人も多いが最近は歩行状態も悪く出かけていくのが億劫になっている。

隣に弟夫婦が住んでいるが、ほとんど交流がない。これまで夫と共に外出や旅行、音楽鑑賞等を楽しまれてきた。人付き合いも得意な方でないが、今後は町内会や老人クラブ等の活動に参加も考えている。

妻と二人暮らしで夫婦コミュニケーションもとれており次女様との関係も良好である。歩行状態も不安があるものの近隣のスーパーまでひとりで買い物は行くことができている。

健康管理について~文例 書き方 記入例

脊柱管狭窄症で過去3度手術している。緑内障、白内障にて眼科に受診している。左目が見えにくくなって来ており、右目で日常生活暮らしている。新聞読むのも約1時間位かけて読まれている。整形外科に骨粗鬆症の治療もあり3ヶ月おきに通院。

妹さんが付き添い通院。内科はタクシー、整形はバス移動。入浴は脳動脈瘤の既往があるため、デイ時のみ。

時折腰痛があり、動かすことが辛い時がある。内服管理は自身で行っている。

一人で風呂に入ることができている。通院については一人で行くこともあるが、娘さんが休みのときは車で送り迎えしている。

高血圧、骨粗鬆症、脂質異常症の持病があり近隣の病院に定期的に行かれている。現在乳房の下に赤身があり皮膚科受診中。病院へはバスやタクシーを利用し一人で行かれていたが現在は一人では困難で家族対応で通院している。

一人で風呂に入ることができている。通院については一人で行くこともあるが、娘さんが休みのときは車で送り迎えしている。

本人:買い物に出かける際に歩行状態に不安があり転びそうになることもある。

若い人たちは仕事をしているので、自分でできることは自分でおこなっていきたい気持ちはある。

日中は家にいることが多く、出かけることが少なくなっている。

【本人】転ぶことに不安はある。膝を折って座る事も出来なくなったが、今より足腰が衰えたくない。
【家族】転んでいる事があるので心配です。

【本人】家の事は自分で行えている。
【家族】時折様子を見に来てますが、自分でやれることはやっている様子です。

【本人】人の話を聞いているのも疲れる。昔から人付き合いは得意な方ではない。
【家族】あまり自分から話さないタイプ。父が亡くなって閉じこもりにならないでほしい。

【本人】ご飯も食べているし、体の調子も悪くない。病院も自分で行くことが出来ていたが現在は困難である。

本人・家族の意欲・意向~文例 書き方 記入例 フリー事例素材

本人:足につっぱり感があり思うように歩けない。自転車にも乗れなくなり不便だ。
家族:少しでも良くなって欲しい。

若い人たちは仕事をしているので、手伝えることはやってあげたいと思っている。

日中は家にいることが多く、出かけることが少なくなっている。

【本人】腰が痛い時があり動くことが辛い時がある。杖もまだ慣れていない。                                                              【家族】膝の手術が終わったがまで以前のような動きが出来ない事もある。

【本人】自分でできることは行っている。ご飯を炊いたり簡単な家事は手伝っている

【家族】夫の不穏な状況も時折あるが、様子を見て外食や紅葉見学に誘いその際一緒に行かれている。

【本人】転ぶことが一番心配。

起き上がってすぐ動くとふらつく。だんだんあるく力が弱ってきた。

一人で外にいるのは、転ぶ不安が大きい。

友達に会うことも少なくなっている。

通院もしているし薬もちゃんと飲んでいる。

右足首から足背にかけてと、腰の痛みがあり、歩くことに苦労する。

掃除機掛けは出来ないが、モップ掛けは出来ている。

友人とは電話でやり取りをしたり、レストラン等で会食したりして楽しんでいる。クラシックが好きでコンサートに行くことが楽しい。

腰の痛みが続いている。起床時起き上がりが大変。左目も見えにくくなってきている。

領域における課題(背景・原因)文例 書き方 記入例 フリー事例

リハビリを続けていきたいという意欲があるが、足のつっぱり感やしびれがありいつも不安に思っている。

出かける機会が少なく閉じこもりがちである。

腰部脊柱管狭窄症による腰~下肢や膝の痛みがある。現在は腰の歪みが強まっている。筋力低下があり、歩行や起床時起き上がりが大変になって来ている。杖歩行は定着していない。

疾病により掃除が困難なため、衛生環境が悪化することが心配される。

独居生活中。自身で出来ることは行えている。将来の事は今は考えていない。市内に娘がおり時折様子を見に来てくれている。市外には妹がおり定期的に泊まりに来てくれている。

定期通院にて病状を管理しているが、骨粗鬆症や白内障等継続した治療が必要である事と、無理をして病状が悪化しないよう注意する必要がある。

下肢筋力の低下が顕著である。

身の回りの事は自立しているが常に転倒の不安を抱えている。

出かける機会が少なくなっている。

きちんと通院できており今のところ問題ない。

腰痛もある為、活動範囲が狭く意欲低下につながる可能性がある。

家事などできることは役割を持って手伝っているので問題ない。

夫の免許返納で、家族と一緒以外外出なく、移動が減り不活発状態になる可能性がある。
定期的に通院しており、薬に管理も自分でしている。体調の管理もきちんとしている。

ちなみにこちらも合わせて読んでいただきたいおすすめ書籍です。

というわけで今回は以上となります。

また介護予防ケアプランサービスの文例&記入例をお読みの方にこちらの記事もおすすめとなっております。

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