認定調査 特記事項 精神疾患系 例文 記入例 書き方 フリー文例集

新人ケアマネ
新人ケアマネ

認定調査で精神病棟でアルコール依存症の人とか暴れたりしていて精神疾患系の調査、正直こわいなぁという印象があります、どうしたらいいでしょうか?

今回はその悩みを解決します。

まず結論からいうとアル中などの精神疾患系の方たちはシラフではとてもよい人が多いです。

ですから認定調査に赴くときは、相手側のケアマネであったり、病院であれば医療ソーシャルワーカーに認定調査の立ち合いをしていただくことで問題は解決されます。

アイアム
アイアム

精神疾患系の方は情報をうまく伝えることができない場合が多い。

ですので、認定調査の立ち合いをしてもらい、聞き込みでも特記事項にもりこめるだけの材料をもらうことが大切です。

今回は認定調査における精神疾患系ケースでの例文集や書き方、フリー文例を用意しました。

うまくあなたの認定調査の特記事項における書き方の助け舟となれば多いに幸いです。

というわけでさっそくいってまいりましょう。

※現在記事編集中※




記入例1~認定調査 特記事項 精神疾患系 例文 書き方 文例

平成17年に知的障害と診断される。自宅はゴミ屋敷であった。平成22年に同居していた次男の身体的虐待により現在入所している施設に緊急入所となる。施設では他者とのトラブルあり。長男も知的障害があり、現在のキーパーソンは他県に住んでいる長女である。認定調査は施設職員、担当ケアマネジャーの立ち合いのもと実施した。

1-1
各部位を動かしてもらったところ、特に麻痺はなく「ない」を選択した。

1-2
各関節を他動的に動かして頂いたが特に拘縮はみられず「ない」を選択した。

1-3
居室での確認動作が今回できず施設職員の説明より。寝返りはベッドのサイドレールにつかまりできるとのことから「何かにつかまればできる」を選択した。

1-4
起き上がりはベッドのサイドレールにつかまりなんとかできるという施設職員の説明より「何かにつかまればできる」を選択した。

1-5
座位保持は動作確認を行った結果、テーブルに手をつき支えれば何とか可能であったため「自分の手で支えればできる」を選択した。

1-6
両足での立位保持は動作確認時、目の前にあるテーブルを支えにしながらなんとか立つことができていたので「何かにつかまればできる」を選択した。
1-7
歩行器につかまれば5mの歩行は可能であり「何かにつかまればできる」を選択した。

1-8
立ち上がりは目の前にあるテーブルにつかまりなんとか立ち上がりができたことにより「何かにつかまればできる」を選択した。

1-9
調査時、片足での立位保持は手すりやテーブルにしっかりつかまっても、一人で10秒の立位を保つことはできなかったため「できない」を選択した。d

1-10
手が後ろに回らず前傾姿勢をとれないため、大浴場で入浴している共に風呂に入っている友人が背中や足を介助で洗っているため「一部介助」を選択した。

1-11
手のつめは自分で切るが、足は手が届かないので、介助者が切っているので「一部介助」を選択した。

2-1
近くにある物につかまり、ゆっくりと介助なく行っている。

2-2
ふらつきがあり転倒する危険性があるため、介護者が見守りを行っているため「見守り等」を選択した。

2-3
嚥下は問題なく、自然に飲み込むことが出来る。

2-4
介護者が配膳すれば、自分で食事を摂ることができる。

2-5、6
トイレ排尿・排泄に関しては自力で排泄行為、ズボンの上げ下げ、便座の立ち座り、陰部・肛門の清拭、水洗を行っているため「介助されていない」を選択した。

2-7
口腔清潔は介助なく、自力で行うことが可能であり「介助されていない」を選択した。

2-8
洗面所まで誘導すれば、自分で歯磨き、洗顔をすることができる。

2-9
整髪は自分で行うことが出来る。

2-10
衣服を準備しておけば、自分で袖は通すことができる。イスやベッドに座りながらゆっくり時間をかけて自分で着脱しているため「介助されていない」を選択した。

2-11
ズボンを準備しておけば、自分で袖は通すことができる。時間をかけてゆっくりとズボンの着脱を行っているため「介助されていない」を選択した。

2-12
月に2回の買い物同行介助、また通院介助同行にて通院に行っているため「月1回以上」を選択した。
3-1
話の内容に整合性はないが、意思の伝達はできる。

3-2
日課を理解できておらず、介助者の指示が必要であるため「できない」を選択した。

3-3
「わからない」と回答したため「できない」を選択した。

3-4
「わすれた」と回答したため「できない」を選択した。

3-5
自分の名前は答えることができた。

3-6
今の季節は答えることができた。

3-7
場所は施設名まで答えることができていたため「できる」を選択した。

4-5
普段から何度も同じ話をする(施設から居なくなった利用者の話等)施設職員から聞き取る。その都度会話を合わせて対応しているため「ある」を選択した。

4-14
歩行器での歩行でスピードをあげて廊下で他入所者に対してぶつかりそうになり施設職員が対応している。また共有スペースで勝手にテレビのチャンネルを変えてしまう(毎日のように)と施設職員から聞き取り「ある」を選択した。
5-1
薬はすでに分包されている。薬の用意、水の準備は介助者が行い、水や薬は自分で飲み込むことができるため「一部介助」を選択した

5-2
金銭面では支払い等など家族(娘)がすべて管理しているため「全介助」を選択した。

5-3
日常的なことは本人が自分で決めているが、介護認定申請の決定等特別なことは娘が支援しているため「特別な場合を除いてできる」を選択した。

5-5
買い物には月に2回の買い物同行介助にてヘルパーが付き添っている。商品棚からは自分で商品をとっているが、買い物かごはヘルパーが持っている。支払いはなんとか自分で行うことが出来るため「一部介助」を選択した。

5-6
調理に関しては施設ですべて行っているため「全介助」を選択した。

7-1
外出頻度としては月に2回の買い物同行介助にて、また月2回の通院介助での病院受診のほか概ね施設内での居室と食堂で歩行器で歩かれているため「A1」を選択した。

7-2
薬や金銭面でも介助を受けているが生活面では施設での介護支援のもとに生活されているため「Ⅱb」を選択した。

記入例2~認定調査 特記事項 精神疾患系 例文 書き方 文例

自宅で長い間、長男と暮らしていたが平成〇〇年に脳梗塞を患い(麻痺等の後遺症は残らなかったが)平成〇〇年パーキンソン病を患い家族介護していたが統合失調症も患い幻視等もあり精神が不安定になり現有料老人ホームに入居となった。認定調査は施設長、施設スタッフ立ち合いのもと行われた。

1-1
各部位を動かしてもらったところ、特に麻痺はなく「ない」を選択した。

1-2
各関節を他動的に動かして頂いたが特に拘縮はみられず「ない」を選択した。

1-3
ベッド柵につかまれば寝返りはなんとか可能であり「何かにつかまればできる」を選択した。

1-4
ベッド柵につかまれば起き上がりはなんとか可能であり「何かにつかまればできる」を選択した。

1-5
テーブルに手をつき支えれば可能であったため「自分の手で支えればできる」を選択した。

1-6
テーブルや椅子につかまれば立位保持は可能であったため「何か支えがあればできる」を選択した。

1-7
建具や壁を伝いながらなんとか歩行することは可能。居室内は壁や家具を伝いながら、ゆっくりと歩行しているため「何かにつかまればできる」を選択した。

1-8
調査時、テーブルに両手をついて、加重しながら腰を上げるタイミングをはかって、ゆっくり立ち上がったため「何かにつかまればできる」を選択した。

1-9
調査時、椅子やテーブルを支えにしても片足での立位保持はできなかったため「できない」を選択した。

1-10
現在はデイサービスにて入浴している。体の前面は自分で洗うが、洗えない背中や足は介護者が洗っているため「一部介助」を選択した。

1-11
両手のこわばりがあり、力がはいらずに手も足もデイサービス入浴時に介助者にすべて切ってもらっているため「全介助」を選択した。

1-13
目の前に持っていけば視力表の図が見える。

1-14
日常生活における会話において問題なく聞き取れる。

2-1
近くにある物につかまり、ゆっくりと介助なく行っている。

2-2
施設内を自力で建具や壁を伝いながらなんとか歩行することは可能。居室内は壁や家具を伝いながら、ゆっくりと歩行しているが、物や人とぶつからないように介護者が傍らで常時見守りをしているため「見守り等」を選択した。

2-3
嚥下は問題なく、自然に飲み込むことが出来る。

2-4
普通食を自力で摂取している。

2-5、6
排泄h自分で行えているが、トイレに行き万が一転倒した際はいつでも駆け付けられるように注意している。

2-7
口腔清潔は介助なく、自力で行うことが可能。

2-8
洗面所まで誘導すれば、自分で歯磨き、洗顔をすることができる。

2-9
整髪は自分で行うことが出来る。

2-10
イスやベッドに座りながらゆっくり時間をかけて自分で着脱している。

2-11
パーキンソン病による手のこわばりで力がはいらないときもあるが時間をかけてゆっくりと自力で着脱している。

2-12
現在、デイサービスに週4回程度行っており「週1回以上」を選択した。

3-1
意思の伝達は問題なく可能。

3-2
起床、就寝、食事時間等のおおまかな日課を理解している。

3-3
生年月日も年齢も正答することができた。

3-4
調査直前の行動を回答できなかった。施設側からも日頃も直前のこともすぐに忘れてしまうと聞き取る。「できない」を選択した。

3-5
姓も名前も正答出来た。

3-6
季節を『春夏秋冬』の4択で尋ねると正答できた。

3-7
施設に入所していることは答えたが、施設名も正答することができていた。

4-1
部屋に泥棒が入ってお金を盗まれたと、担当ケアマネジャーにしつこく電話することが頻繁(ここ1か月の傾向では毎日である)にあり「ある」を選択した。

5-1
介護者が袋から出し、水まで準備すれば自分で服薬することができており「一部介助」を選択した。

5-2
金銭管理は家族がおこなっている。本人が金銭を処理したり、出入金を把握したりすることはできないため「全介助」を選択した。

5-3
調査時の簡単な質問には答えるが複雑なことは決めることができない。

5-4
人と関わることは苦手であるが、元々の性格的なものであり『集団への不適応』とまでは言えないため「ない」を選択した。

5-5
買い物に関しては家族対応、または施設にてすべて行っているため「全介助」を選択した。

5-6
調理に関しては施設ですべて行っているため「全介助」を選択した。

7-1
屋内での生活は誰かの見守り等があれば概ね自立しているが、介助なしには外出しない。また日中はほとんどベッドから離れて生活しており「A1」を選択した。

7-2
服薬管理ができない、電話の応対や訪問者との対応など一人で留守番ができない等、また一人では、たびたび道に迷うとか、買い物や事務、金銭管理などそれまでできていたことにミスが目立つ等があることにより「Ⅱb」を選択した。

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