認定調査 特記事項 要支援1~2 記入例 文例フリー書き方 例文

新人ケアマネ
新人ケアマネ

ケアプランだと介護者と要支援者で様式や書き方が違いますが認定調査の場合でも書き方や考え方とか違いますか?

そんな悩みにお答えします。

結論から申し上げますと、認定調査の書き方は特記事項をふくめて同じです。

なので要支援者だからとか要介護3~5でも基本的に書き方は同じで大丈夫です。

アイアム
アイアム

むしろ要支援者の方はできることが多いので書くのが楽です。

今回も文例集や記入例を用意しましたので、

「こんなふうな書き方でいいのねぇ」と納得していただけるはずです。

いつもいっているが数稽古じゃ、まずは質より量じゃ。

ということで、認定調査(要支援者)特記事項の書き方のフリー文例集をお送りします。

このままコピペをして、あなたの特記事項のワードに張り付けて使用してもかまいません。

そのままイケる場合もあるでしょうし、手直しが必要になるケースもあります。

まずは気軽にテストだとおもいながら書いてみましょう。

では、さっそくまいりましょう。




認定調査特記事項 要支援記入例 文例フリー書き方~腰部脊柱管狭窄症、高血圧、うつ病あり(例文)

現在は娘、夫と3人暮らしでマンションに住んでいる。腰部脊柱管狭窄症、高血圧、うつ病がありタクシーを利用しながら定期通院、服薬。また最近では真珠腫性中耳炎の調子が良くなく耳鼻科にも通っている。以前はデイに通っていたがたくさんの人がいる事が苦手で今は自宅でロコモティブ体操を継続している。話し好きである。めまい、ふらつきあり。認定調査は地域包括支援センターの担当ソーシャルワーカー立ち合いのもと行われた。

1-1
各部位を動かしてもらったところ、特に麻痺はなく「ない」を選択した。

1-2
各関節を他動的に動かして頂いたが特に拘縮はみられず「ない」を選択した。

1-3、4
布団に手をついて加重すれば寝返り、起き上がりすることは可能であったため「何かにつかまればできる」を選択した。

1-5
何かにつかまることができれば10分間の座位保持は可能である。両手を座面について支えればなんとか座位保持できる。

1-6
10秒程度であれば、何も持たずに立位保持はできるが、それ以上はふらつく危険性があるため「支えなしでできる」を選択した。

1-7
屋内、屋外共にゆっくりとした動作にてフリーハンドで自立して歩行可能であるため「つかまらないでできる」を選択した。
1-8
調査時、両手をテーブルについて、テーブルに体を預けて立ち上がっていため「何かにつかまればできる」を選択した。

1-9
部屋の壁に両手でつかまれば、ふらつきも多少あるが、片足での立位保持はなんとか可能であったため「何か支えがあればできる」を選択した。

1-10
体の前面は自分で洗うが、洗えない背中や足は介護者(娘)が洗っているため「一部介助」を選択した。

1-11
力が入りにくいが、何とか自力で可能。

1-12
裸眼で新聞、雑誌等の小文字が見える。

1-13
日常生活における会話において問題なく聞き取れる。

2-1
近くにある物につかまり、ゆっくりと介助なく行っている。

2-2
聞きなおしが多いため、大きな声で耳元で話している。

2-3
嚥下は問題なく、自然に飲み込むことが出来る。

2-4
普通食を自力で摂取している。

2-5、6
排泄は自分で行えている。

2-7
毎食後に自分で洗面所へ行き、歯磨きうがいをしている。

2-8
自分でタオルを濡らして拭いている。

2-9
整髪は自分で行うことが出来る。

2-10、11
時間をかけてゆっくりと自力で着脱しているため「介助されていない」を選択した。

2-12
週一ペースで病院に通っている。

3-1
意思の伝達は問題なく可能である。

3-2
1日のスケジュール、通院の予定など全て答えることが出来た。

3-3
生年月日も年齢も正答することができた。

3-4
調査直前の行動も正答できた。

3―5
姓も名前も正答出来た。

3-6
季節は「今は春です」と正答できた。

3-7
住所まですべて答えることが出来たため「できる」を選択した。

4-15
精神的な面において鬱症状に伴い問題はあるが、介護に関して必要性があるかないかといえば本人の調査を通じ、そこまではなく、そのため「4群」に関して全体的に「ない」を選択した。

5-1
以前は夫が服薬管理していたが、現在は薬局で分包され、服用時間が印刷された薬を自己管理で服用していることにより「介助されていない」を選択した。

5-2
自分で金銭は管理できている。

5-3
日常生活の事は自分で決めることはできるが、ケアプランの同意、治療方針等には介助者の支援が必要

5-5
重たい物を持って歩行することは困難。介護者が全て買物しているため「全介助」を選択した。

5-6
炊飯、温め等はすべて家族が行っている。時々本人が行うことがあるが、頻度から「全介助」を選択した。

7-1
近所のお店に買い物することができており、何かしらの障害等は有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出するため「J1」を選択した。

7-2
何らかの認知症は有するが日常生活は家庭内及び社会的に自立しているため「Ⅰ」を選択した。

例文集2~認定調査特記事項 要支援記入例 文例フリー書き方

18年前にご主人が肝臓癌で亡くなり現在は息子夫婦と3人暮らしである。50代の頃に子宮筋腫で手術。60代で乳がんの手術。平成26年に自転車で転倒し右足首の骨折。腰痛の脊柱管狭窄症も患い現在は週に1回のリハビリに特化してデイサービス
に通いADLの向上を目指している状況である。

1-1
各部位を動かしてもらったところ、特に麻痺はなく「ない」を選択した。

1-2
各関節を他動的に動かして頂いたが特に拘縮はみられず「ない」を選択した。

1-3
ベッドの布団に手をついて加重すれば寝返りすることは可能であったため「何かにつかまればできる」を選択した。

1-4
足をベッドから下ろし、ベッドの端をもって起き上がることができており「何かにつかまればできる」を選択した。

1-5
10分間程度であればなんとか座位を保つことができていたため「できる」を選択した。

1-6
なんとか10秒程度であれば、何も持たずに立位保持はできるが、それ以上はふらつく危険性がある。「支えなしでできる」を選択した。

1-7
杖につかまれば10m以上の歩行は可能であり「何かにつかまればできる」を選択した。

1-8
調査時、両手をテーブルについて、テーブルに体を預けて立ち上がっていため「何かにつかまればできる」を選択した。

1-9
いすの背もたれに両手でつかまれば片足での立位保持はなんとか可能であったため「何か支えがあればできる」を選択した。

1-10
入浴、洗身は自力で行うことが可能である。

1-11
手、足ともに自分で切ることが可能である。

1-13
日常生活における会話において問題なく聞き取れる。

2-1
近くにある物につかまり、ゆっくりと介助なく行っている。

2-2
近くにある物につかまり、ゆっくり介助なく行う。

2-3
嚥下は問題なく、自然に飲み込むことが出来る。

2-4
普通食を自力で摂取している。

2-5、6
排尿・排泄は自分で行えている。

2-7
毎食後に自分で洗面所へ行き、歯磨きうがいをしている。

2-8
自分でタオルを濡らして拭いている。

2-9
整髪は自分で行うことが出来る。

2-10、11
足や腰が痛いときもあるが、時間をかけてゆっくりと自力で着脱しているため「介助されていない」を選択した。

2-12
週一ペースでデイサービスに通い、月に1回程度は整形外科の病院通院している。

3-1
意思の伝達は問題なく可能である。

3-2
1日のスケジュール、通院の予定など全て答えることが出来た。

3-3
生年月日も年齢も正答することができた。

3-4
3点テストを実施すると3点ともに回答できた。

3-5
姓も名前も正答出来た。

3-6
季節は「今は晩秋です」と正答できた。

3-7
住所まですべて答えることが出来たため「できる」を選択した。

4-1~15
精神的な面において問題はなく、そのため「4群」に関して「ない」と選択した。

5-1
薬局で分包され、服用時間が印刷された薬を自己管理で服用しているため「介助されていない」を選択した。

5-2
自分で金銭は管理できている。

5-3
日常の意思決定は自分で行っているが、治療方針の決定等については家族が行っているため「特別な場合を除いてできる」を選択した。

5-5
近くの店で食材や日用品を自分で買って来る。

5-6
調理はしておらず、レンジでご飯、惣菜の温めを本人が行っているため「介助されていない」を選択した。

7-1
近所のお店に買い物することができており、近所の外出は杖を利用したりしながらできているため「J2」を選択した。

7-2
認知症に関する症状は認定調査のやりとりを通じて見られなかったため「自立」を選択した。

例文2~認定調査特記事項 要支援記入例 文例フリー書き方~

現在は3女と孫2人と暮らしている。一昨年に夫が亡くなり精神状態が悪化し薬を大量服用したが一命をとりとめる。医師にデイサービスをすすめられデイに通いだしてから精神状態が現在は良好である。現在は週に2回デイに通っている。認定調査は担当ケアマネジャー立ち合いのもと行われた。

1-1
各部位を動かしてもらったところ、特に麻痺はなく「ない」を選択した。

1-2
各関節を他動的に動かして頂いたが特に拘縮はみられず「ない」を選択した。

1-3
布団に手をついて加重すれば寝返りすることは可能であったため「何かにつかまればできる」を選択した。

1-4
布団の端をもって起き上がることができており「何かにつかまればできる」を選択した。

1-5
何かにつかまることができれば10分間の座位保持は可能であるため「自分の手で支えればできる」を選択した。

1-6、9
両足、片足での立位保持については壁につかまれば立位を保つことはできていたため「何か支えがあればできる」を選択した。

1-7
歩行は何も持たず支えにせず自立して自分で歩くことができていた。

1-8
調査時、両手をテーブルについて、テーブルに体を預けて立ち上がっていため「何かにつかまればできる」を選択した。

1-10
手が後ろに回らず前傾姿勢をとれないため、背中や足は介助者が洗っているため「一部介助」を選択した。

1-11
手足ともに介助者にすべて切ってもらっている。自分では手に力が入らず手足ともに爪を切ることできないと本人より説明あり「全介助」を選択した。

1-12
新聞の文字は見えにくいが、日常生活上は特に問題ない。

1-13
日常生活における会話において問題なく聞き取れる。

2-1
近くにある物につかまり、ゆっくりと介助なく行っている。

2-2
近くにある物につかまり、ゆっくり介助なく行う。

2-3
自力で摂取している。

2-4
排泄は自分で行えている。

2-5、6
毎食後に自分で洗面所へ行き、歯磨きうがいをしている。

2-7
自分でタオルを濡らして拭いている。

2-8
整髪は自分で行うことが出来る。

2-9
手や腰が痛いときもあるが、時間をかけてゆっくりと自力で着脱しているため「介助されていない」を選択した。

2-10、11
週2ペースでデイサービスに通っているため「週1回以上」を選択した。

2-12
意思の伝達は問題なく可能である。

3-1
1日のスケジュール、通院の予定など全て答えることが出来た。

3-2
生年月日も年齢も正答することができた。

3-3
3点テストを実施すると3点ともに回答できた。

3―4
姓も名前も正答出来た。

3-5
季節は「今は春です」と正答できた。

3-6
住所まですべて答えることが出来たため「できる」を選択した。

4-1~15
精神的な面において問題はなく、そのため「4群」に関して「ない」と選択した。

5-1
薬は自己管理で服用しているため「介助されていない」を選択した。

5-2
金銭管理は家族が行っている。家族から小遣い程度のお金をもらい、近くのスーパーに買物に行っており「一部介助」を選択した。

5-3
日常の意思決定は自分で行っているが、治療方針の決定等については家族が行っているため「特別な場合を除いてできる」を選択した。

5-5
定期的に町内のスーパーで自分の好きな食べ物を買ってきているが、重たいものや日用品は家族が買っていることにより「一部介助」を選択した。

5-6
自ら調理することはなく、家族の援助を受けている。食事は3食すべて一緒に住む家族(娘)が準備しているため「全介助」を選択した。

7-1
屋内での生活は概ね自立しているが外出先では介助支援が必要であり、また日中はベッドから離れている時間が多い、そのため「A1」を選択した。

7-2
認知症に関する症状は認定調査のやりとりを通じて見られなかったため「自立」を選択した。

認定調査特記事項 要支援記入例 文例フリー書き方~脳出血を患い左半身麻痺の後遺症(例文)

19〇〇年(〇〇歳)の時に脳出血を患い左半身麻痺の後遺症が残る。高血圧症で現在も服薬を続けている。現在は妻と二人暮らしをしている。週に2回デイケアに通いながらリハビリを続けている状況である。

1-1
脳出血の後遺症と筋力低下のため左上肢は自力で挙上できない。また左下肢は半分程度しか挙上できず静止も出来ない。

1-2
左肩関節は痛みがあり、水平90度の1割程度しか上がらない。

1-3
ベッドの敷布団につかまりゆっくりと向きを変えることは可能であり「何かにつかまればできる」を選択した。

1-4
ベッドの布団に手や肘をついて加重すれば起き上がることは可能であり、そのため「何かにつかまればできる」を選択した。

1-5
体幹が弱いため座面に手をつき支えれば何とか可能であり、そのため「自分の手で支えればできる」を選択した。

1-6
10秒程度であれば支え無しで立位は可能であった。

1-7
つかまらずに、杖を持たずに歩行できるが、左足麻痺のため小刻み歩行である。「つかまらないでできる」を選択した。

1-8
調査時、右手をテーブルについて、テーブルに体を預けて立ち上がっていため「何かにつかまればできる」を選択した。

1-9
左半身麻痺であるが、右側の足と手でバランスをとり片足での立位保持は可能であったため「何か支えがあればできる」を選択した。

1-10
左半身麻痺であるが、健側の右手右足をうまく使いながら洗身は自力で行うことが可能である。

1-11
手の爪はなんとか自分で切るが、足の爪は介護者が切っているため「一部介助」を選択した。

1-12,13
視力も聴力も調査時においては特に問題はなかった。

2-1
近くにある物につかまり、ゆっくりと介助なくなんとか行っている。

2-2
近くにある物につかまり、ゆっくり介助なくなんとか行う。
2-3
嚥下は問題なく、自然に飲み込むことが出来る。

2-4
普通食を自力で摂取している。

2-5、6
排尿排泄は自分で行えているが、トイレに行き万が一転倒した際は家族がいつでも駆け付けられるように注意している。「介助されていない」を選択した。

2-7
毎食後に自分で洗面所へ行き、歯磨きうがいをしている。

2-8
左手が不自由である為、片手を使って顔をお湯で拭いている。

2-9
左手が不自由である為、片手を使って整髪を行えている。

2-10、11
イスやベッドに座りながら脱健着患でゆっくり時間をかけて自分で着脱している。

2-12
週に2ペースでデイケアに通っている。また月に1~2回程度は病院通院している。

3-1
意思の伝達は問題なく可能である。

3-2
1日のスケジュール、デイ、また通院の予定など全て答えることが出来た。

3-3
生年月日も年齢も正答することができた。

3-4
3点テストを実施すると3点ともに回答できた。

3-5
姓も名前も正答出来た。

3-6
季節も正確に正答できた。

3-7
住所まですべて答えることが出来たため「できる」を選択した。

4-1~15
精神的な面において問題はなく、そのため「4群」に関して「ない」と選択した。

5-1
薬局で分包され、服用時間が印刷された薬を自己管理で服用している。

5-2
計算能力はあるので、自分で金銭は管理している。

5-3
病院での治療方針やケアプランの内容等についても、自分で意思決定できる。
5-5
本人が買い物に行ったり、家族が行ったりしているが、頻度から「介助されていない」を選択。

5-6
食事は3食すべて一緒に住む家族が準備している。

7-1
左半身麻痺はあるが近所のお店に買い物することができており、何かしらの障害等は有するが、日常生活は概ね自立しているため「J2」を選択した。

7-2
認知症に関する症状は認定調査のやりとりを通じて見られなかったため「自立」を選択した。

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