アセスメントによるニーズの抽出 書き方 文例 記入例 具体例プラン

ケアプラン作成のときのニーズの抽出とアセスメントからどう利用者の目標に結び付けたりどう書いたらよいかいつも悩んでいます。なにかよい書き方や文例記入例があればぜひ参考にしたいです

こんなお悩みを解決します。

アイアム
アイアム

こんにちは、在宅ケアマネジャーのアイアムと申します。

ずばり解決策を提示しますが、教科書なんてのはわざとコムズカシく書いて3000円とか4000円などで売っているけれど「それで?」という教科書ばかりのこの世知辛い世の中ですからね。

物事はいつもシンプルなのです。

アセスメントによるニーズの抽出においては、「利用者が困っている状況」から「困っている状況を解決できるであろう」目標に抽出することが「ニーズの抽出」になります。

なになにができない→なになにを通じてスムーズにできるようになりたい(例)

とか、できない困っているという状況から、ではなにが必要か?なになにがしたいという文章化に落とし込むこと、これすなわち「アセスメントによるニーズの抽出」となりうるである。

新人ケアマネ
新人ケアマネ

え?なんか先輩こそ小難しくなってませんか?説明がムズいっぽいですが・・。

アイアム
アイアム

そうですか、それは失礼いたしました。では具体例をだしていきますね。

新人ケアマネ
新人ケアマネ

はい、最初からそうしてください。

ということで、今回は「アセスメントによるニーズの抽出」の書き方について

その文例や記入例、または具体例をだしていきますので、そのままあなたのケアプランに利用してもオッケーです

ではまいりましょう。




アセスメントによるニーズの抽出はネガティブからポジティブワードに変換

(例1)

ベッドから一人で起き上がるのができなくなってきた。

ベットからの立ち上がりが楽になり、移動ができるようになりたい。

ベットからの起き上がりをスムーズに行い、自分で車いすを動かし好きな所へ行きたい

(例2)

一人になってでかけることが少なくなってきた。家にいることが多いです。

自宅以外で過ごす機会を持って、楽しみある時間を過ごしたい。

外出をして食品や日用品等の買い物に行って気分転換がしたい。

外に出かけて、周りの人と交流したい。できれば仕事をしていた時のようになる準備をしていきたい。

(例3)

腰痛や高齢に伴い一人で入浴は困難である。

腰痛や高齢に伴い部屋の片付けが思うようにできない。

腰痛の痛みを緩和して一人でお風呂にはいれるようになりたい。

腰痛の痛みを緩和して部屋の片づけができるようになりたい。

新人ケアマネ
新人ケアマネ

なるほど、なるほどネガティブワードからポジティブワードに、がコツですね?

アイアム
アイアム

そう。ニーズの抽出は、できない→できるようになりたい、と書くのがケアプラン上のニーズの書き方になります。

「アセスメントによるニーズの抽出」の記入例・例文フリー素材をどうぞ!

アイアム
アイアム

ということで、ここでは僕が実際にケアプランを作成したなかで使用したニーズをランダムに並べてみましたので、もしよろしければ参考にしてみてください。

(文例・例文フリー素材)

健康に気を付けて元気に過ごしたい。

体をさっぱりでき、気持ちよく過ごしたい。

自分の身の回りのことは、自分で行えるようになりたいが、左半身にまひがあるので手伝ってもらいたい。

脳出血が再発しないように、食生活にも気を付けて、体調良く過ごしたい。

清潔な環境で生活したい。

買い物をお願いしたい。時々は自分で品物を選びたい。

関節リウマチにより体調を崩しやすいが、痛みを抑えながら明るい気持ちで暮らしていきたい。

トイレが間に合わないときがあります。

まだ歩行に不安があります。

左半身麻痺の為、身支度ができない部分があります。

日々の生活のなかで思うようにならない身体状況などを便利なツールやサービスを利用していきたい。

着ている衣類や服など清潔に保てるように安心して生活していきたい。

体調の心配なく心身ともに安心して生活していきたい。

着ている衣類や服など清潔に保てるように安心して生活していきたい。

清潔さを保ちながらお部屋の状態をきれいにして暮らしていきたい。

できるかぎり家族の手をわずらわせずに、自分でできる動作をできるかぎり増やしていきたい。

手、足首、足の付け根等の痛みで思うように体が動かずに入浴もできていない。

家族に会って色々話がしたい。

右目が黄斑変性症でほとんど見えず、左眼で物をみて生活している状況である。

もう入院しないようにしたい。

誰かに手伝ってもらい部屋をきれいにでき、毎日の食事や日用品に不足なく暮したい。

体調の良い時は体を動かしたり、買い物に行ったり、外に出かけたい。

衛生面に配慮された生活環境で毎日過ごし、不自由なく暮らせる。

不安な気持ちを感じる事なく心身共に元気な毎日を送りたい。

経済的、精神的な不安を減らせるように必要な介護サービスを利用したい。

活動の機会が保たれ、張りのある生活がしたい。

骨粗鬆症に気をつけて転倒しないように気を付ける。

自分で出来る動作は続けたいが、麻痺による不自由さがあるためお手伝いしてほしい。

身体をいつもきれいな状態にしておきたい。

人と話したり、外出できる機会を持ちたい。

外出する機会を続け、家族以外の人とも交流をしたい。

現在の歩行能力を維持して寝たきりにならないようにしたい。

起きている時間を増やし、楽しみある生活を送りたい。

清潔な環境で身の回りに不自由なく暮したい

体をきれいにし毎日を過ごしたい。

見守りがある環境の中で、規則正しい生活を行い病状の再発なく暮したい。

体の清潔さを保ちたい。

立ち上がりが自分でできるようになりたい。

意欲と体力が低下しているが寝たきりにならず自宅での生活を続けたい。

足腰が弱くなってきており、それでも閉じこもらず、人とつながりをもっていたい。

きれいな環境で生活したい。

定期的に通院し病気の安定をはかりたい。

きれいな環境で生活したい。

色々悩んだ時に相談にのってほしい。

膝痛、膝関節の変形より歩行が不安定で転倒の危険性が伴っている状況である。

一人暮らしで買い物にスーパーに行くことが困難である。また調理や掃除も困難である。

病院に一人で行くことができず困難である。

体調についても自信がなく一人で過ごすには心配があり、日常に不自由なく過ごしたい。

転倒なく安全に起居動作や移動を行いたい。

身体の清潔面を保ちたい。

病院に一人で行くことができず困難である。

定期的に通院し病気の安定を図りたい。

息子も持病を抱えており家事などヘルパーに手伝ってほしい。

適切な治療を受けながら今の状態を維持したい。

入浴でバランスが不安定でありシャワーチェアーという便利なイスがあるということで活用しながら安全にお風呂に入りたい。

きるだけ家族の手をわずらわせずに、自分でできる動作をできるかぎり増やしていきたい。

適切なケアを受け清潔を保ち気持ちよく生活したい。

体調に不安なく生活したい。

日常に不便なく暮らせるようお手伝いしてほしい。

自分では出来ない家の事を手伝ってほしい。

外出や移動を容易にしたい。

デイサービスへ通いながら身体維持向上に努めたい、または他者とのコミュニケーションをとりたい。

一人でシャワーを浴びたい。

整った環境や身なりで過ごしたい。

転ぶ心配なく寝起きや移動に自信を持ちたい。

体をきれいにして、場にあった身なりで過ごしたい。

病気の安定をはかり、在宅での生活を続けたい

清潔な環境で暮らしたい。

自宅でお風呂に入りたい。

退院して今後も抗がん剤治療を続けながら自宅で療養生活を送りたい。

自宅で暮らすことが続けられるよう、病状についての相談や急な体調変化でも対応してほしい。

「アセスメントによるニーズの抽出」の書き方のコツや具体例について補足

さて、いかがでしたでしょうか?

コツは「利用者の願い」や「想い」をそのままニーズとすればオッケイです。

ケアマネジャーとして担当件数を何十件と持ってきますと効率的にデスクワークしていかないと、現場でもアクシデント等があったときにっちもさっちもいかなくなりますので

なるべくケアプランに時間をとるわけにはいかないのが現状です。

先日こんなツイートしたのですが・・

普段のケアマネジャー業務をしながらも、それと併用しながら「なんとか研修」とか「なんちゃら研修」とか研修のオンパレードになりがちなのもケアマネジャーあるあるですよね。

つらいいろんなこともありますが、がんばっていきましょう!

では今日はこのぐらいで失礼いたします。

それと今回の記事とあわせてぜひ読んでいただきたい記事がこちらになります

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